宝塚「ポーの一族」千秋楽を見ましたよ
文章書くの苦手なので変なとこあったらスルーしてくださいね…
2018年3月25日、私は奇跡を見てしまったよ….
①ポーの一族という作品
は宝塚で上演されるために生まれたのかな?というくらいの相性の良さ どこか影のある美しい一族・永遠の命 こういった非現実的な美しさのある物語は「エリザベート」を見たときも思ったのだけど宝塚ととても相性が良いのだなと思いました。
萩尾望都先生は以前から宝塚で上演してほしいとおっしゃっていたそうで(パンフレット談) 先生天才…!少女漫画大好きマンはとても嬉しいです。
②明日海りおさんという最高美のトップスター
明日海さんのエドガーは、バンパネラという永遠の時間を生きる美しい生き物が舞台上の、その場所にいることを納得させる美しさでした。
苦悩する顔さえも(眉間の皺でさえも!!)美しい明日海さんはすごい…なのに喋るとふわふわしてるのも良い…。
明日海さん率いる花組でなければポーの一族という奇跡の作品は生まれなかったのでは。柚香さんの少しひねくれていて生意気そうなのに寂しさを感じちゃうアランと仙名さんの人外の美しさを思わせるたたずまいと美しい声も最高。花組さん最高。ありがとうございます。
③大劇場公演(レビューなし)の濃厚さ
1本物っていうんですね!
ライビュではあるのですけど、初めて原作のある大劇場で上演されるレビュー無しの劇を見て、ここまでじっくりとストーリーに向き合ってくれることが嬉しかったです…。
物語にひきこまれるってこういうことなのね。
そして次から次へと展開する豪華なセット!キラキラした人間離れした人たち!キラキラした素敵なお衣装!お衣装はどの劇も素敵でしたけど、セットは今まで見た中で1番すごかったです!!セットが回りながら劇が進行しているところが疾走感あって好きです。
④全てが合わさった奇跡
全てが合わさった奇跡が宝塚版「ポーの一族」という名作を生み出したんですね。
明日海さん・柚香さんという素晴らしいコンビ含む花組の宝塚版「ポーの一族」はとても素晴らしかった…。
でもこれで終わらずに「ポーの一族」という作品を後代のタカラジェンヌの方々に長く演じ繋げていってほしいし進化させていって欲しいと心より願っています。いつか生で見たいものです。
⑤最後に
千秋楽という最終的には映像に残らない、花組の集大成をこの目で見ることができて幸せでした。2018年生きてて良かった大賞作品ノミネートしました。細かいところまでは1回見ただけではおえなかったので円盤を購入してじっくり見ようと思います。
細かくここが良かったとか言いたいことはたくさんあるけれどダラダラ書くのはとりあえずおいといて、宝塚版「ポーの一族」はいいぞ。